专利摘要:
電力レギュレータ/電力増幅器のスイッチのタイミングを制御するシステムおよび方法を提供する。
公开号:JP2011509062A
申请号:JP2010539411
申请日:2007-12-28
公开日:2011-03-17
发明作者:ケンリー、スチュアート;バログ、ラースロー;ザ;セカンド、ポール、ダブリュー. ラザム
申请人:エル アンド エル エンジニアリング エルエルシー;フェアチャイルド セミコンダクター コーポレイション;
IPC主号:H02M3-155
专利说明:

[0001] 本教示内容は、電力レギュレータおよび電力増幅器で用いられるスイッチの制御に関する。多岐にわたる例のうち典型的な例を挙げると、図1に示す降圧レギュレータがある。本例では、2つのスイッチ26および28がスイッチノード14を制御している。スイッチノードは、MOSFETスイッチ26が閉じると、電源に接続される。スイッチノードは、MOSFETスイッチ28が閉じると、グラウンドに接続される。MOSFET26および28はそれぞれ、ソース側(またはHS)スイッチおよび同期整流スイッチ(またはLS)として知られている。両方のMOSFETが閉じてしまうと、非常に望ましくない状態になり、最悪の不具合が発生してしまう可能性がある。スイッチノードは、両方のMOSFETスイッチが開いていると、MOSFETのボディダイオードが導通を開始するまで、インダクタ電流が命じるままに自由に移動する。この動作モードも、ボディダイオードで電圧降下が発生すると効率が低下すると共に電力損失が高くなるので、望ましくない。MOSFET26および28のタイミングを、両者が同時にON(交差伝導(cross conduction)またはセルフターンオン(shoot through))になる期間または同時にオフになる期間(デッドタイム)が長時間にわたらないように管理する制御ストラテジを開発することが望まれている。] 図1
[0002] 数多くの制御ストラテジが従来から提案および実施されてきたが、従来の制御ストラテジでは、高速性と、高周波リンギング耐性とが両立されていない。]
課題を解決するための手段

[0003] 一実施形態によると、本教示内容に係る電力レギュレータ/電力増幅器のスイッチのタイミングを制御する方法は、スイッチノード電圧を監視する監視段階と、監視することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを取得する取得段階と、監視することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、制御回路システムスイッチ駆動信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、および、所定のデータを利用して、実駆動信号の遅延時間を取得する利用段階とを備える。]
[0004] 本教示内容に係る方法のさまざまな実施形態を詳細に開示する。]
[0005] また、本教示内容に係るシステムの実施形態も開示する。]
[0006] 本発明をさらに詳細に説明するべく、本発明を実現するためのその他の必要事項と共に、添付図面および詳細な説明を参照する。本発明の範囲は、請求項に記載する。]
図面の簡単な説明

[0007] 従来の降圧レギュレータシステムを示す図である。
本教示内容に係るシステムの実施形態を示す概略図である
本教示内容に係るシステムの一実施形態で用いられる時間測定回路の実施形態例を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態で用いられる時間測定回路の実施形態例を示す概略図である。
図3Bに関連するタイミング図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態で用いられる時間測定回路の実施形態例を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態の構成要素の実施形態を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態の構成要素の実施形態を示す別の概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態のサブシステムの実施形態を示すさらに別の概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態で利用される可変時間遅延回路の実施形態例を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態で利用される可変時間遅延回路の実施形態例を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態で利用される可変時間遅延回路の実施形態例を示す概略図である。
本教示内容に係るシステムの一実施形態の動作のタイミング図である。
本教示内容に係るシステムの実施形態を利用しているPWMコントローラの信号のタイミング図である。
ボディダイオードによる導通が大きいことで示されているクロスオーバー時間を説明している従来の波形の測定結果を示す図である。
本教示内容に係るシステムの実施形態を用いた波形の測定結果を示す図である。
本教示内容に係るシステムの実施形態を用いた波形の測定結果を示す図である。] 図3B
実施例

[0008] 一実施形態によると、本教示内容に係る電力レギュレータ/電力増幅器のスイッチのタイミングを制御する方法は、スイッチノード電圧を監視する監視段階と、監視することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを取得する取得段階と、監視することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、制御回路システムスイッチ駆動信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、および、所定のデータを利用して、実駆動信号の遅延時間を取得する利用段階とを備える。実駆動信号は、ハイ側(ソース)スイッチおよびロー側(同期整流)スイッチのオンおよびオフを制御するための制御ストラテジを提供する。]
[0009] 一例において(利用段階において)、制御回路システムスイッチ駆動信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジならびに所定のデータを監視することによって、時間差を求める。この結果、時間差群が2つ以上得られる。第1の時間差群は、プログラム可能時間遅延部に与えられる。プログラム可能時間遅延部は、回路システムハイ側スイッチ駆動信号を制御する。第2の時間差群は、回路システムロー側スイッチ駆動信号を制御する別のプログラム可能時間遅延部に与えられる。遅延させられた制御回路システム駆動信号は、実駆動信号である。]
[0010] 本明細書で上述した本教示内容に係る方法の実施形態によれば、スイッチ(ハイ側またはロー側)入力に対する駆動信号と制御回路システムスイッチ駆動信号との間に発生させる遅延を所定の値とすることができる。]
[0011] 本教示内容に係るシステムの一実施形態を図2に示す。図2に示す実施形態は降圧レギュレータに応用されているが、降圧レギュレータへの応用に本教示内容が限定されるわけではなく、本教示内容に係るシステムは、その他の電力レギュレータまたは電力増幅器にも応用することができる。図2を参照しつつ説明すると、2つの信号がコンパレータ15および20から得られる。一方の信号は、「swmon」という名称が与えられており、スイッチノード電圧および所定のしきい値(図示している実施形態では、Vsupplyの50%)を入力として受け取るコンパレータ15から取得される。他方の信号は、「ineg」という名称が与えられており、スイッチノード電圧および別の所定のしきい値(図示されている実施形態では、負のしきい値で−300mV)を入力として受け取る別のコンパレータ20から取得される。(電力レギュレータに負荷がなく信号の監視が実行される場合、1つのコンパレータで十分である。本教示内容はさらに、コンパレータが1つのみの実施形態も含む。)尚、図2に示す実施形態は1以上のコンパレータを利用するが、ソーススイッチ(ハイ側)出力を示す第1の立ち上がりエッジおよび第1の立ち下がりエッジ、ならびに、同期整流(ロー側)スイッチのボディダイオード導通を示す第2の立ち上がりエッジおよび第2の立ち下がりエッジを生成するべく、1以上のパルス生成部のほかの例(コンパレータ以外)を利用する実施形態も本教示内容の範囲に含まれる。] 図2
[0012] 「swmon」信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、「ineg」信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、制御システムハイ側(HS、ソースとも呼ぶ)スイッチ駆動信号立ち上がりエッジ、制御システムハイ側(HS、ソースとも呼ぶ)スイッチ駆動信号立ち下がりエッジ、制御システムロー側(LS、同期整流とも呼ぶ)スイッチ駆動信号立ち上がりエッジ、制御システムロー側(LS)スイッチ駆動信号立ち下がりエッジ、ならびに、所定時間を表す信号は、適応型デッドタイムコントローラ30内の時間測定部によって利用されて、複数の時間測定値35、40、45、50をコントローラ55に供給する。コントローラ55は、ソーススイッチ(ハイ側)60および同期整流スイッチ(ロー側)65に、実駆動信号を供給する。]
[0013] 時間測定回路の実施形態を、図3A、図3B、および図3Dに図示している。図3Aを参照しつつ説明すると、同図に示す回路は、トリガ信号115(および、クロック107、一例では、カウンタはクロックパルスをカウントする)を受信するカウンタ110と、別のトリガ信号125を受信するラッチ120とを有する。アナログ構成要素を用いる時間測定回路を図3Bに示す。図3Bを参照しつつ説明すると、トリガ信号130によって、キャパシタ140の充電が開始される。別のトリガ信号135によって、キャパシタ140の放電が開始される。コンパレータ145を用いて、キャパシタ電圧と基準電圧とを比較する。コンパレータの出力から立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジがフリップフロップ150に供給され、フリップフロップの出力がカウンタ160に供給される。図3Bに示す回路用の信号のタイミングを図3Cに示す。時間測定用のカウンタ/遅延回路を図3Dに示す。図3Dを参照しつつ説明すると、時間分解能を高めるべく(クロック周波数よりも分解能が高くなる)、カウンタ170の出力および遅延線175の出力(カウンタ170および遅延線175は共に、入力としてクロック信号165を受信する)を連結する。連結した出力を、2つのラッチ185および190に並列に供給する。デコーダ180は、ラッチした遅延線175の値を、カウンタ170の出力と同じ形式に変換する。時間間隔測定値を求めるべく、ラッチ185および190からの遅延線デコードによる時間測定値に、減算を施す。(尚、本教示内容は、図3A、図3B、および図3Dに示す時間測定回路の実施形態のみに限定されないことに留意されたい。)] 図3A 図3B 図3C 図3D
[0014] 適応型デッドタイムコントローラ30が有する時間測定部の一実施形態を図4に示す。尚、図4に図示する実施形態は、多くの可能な実施形態のうちの1つであることに留意されたい。時間測定回路のほかの実施例を含む実施形態も、本教示内容の範囲に含まれる。図4を参照しつつ説明すると、図3Dのフロントエンドのようなカウンタ/遅延線回路は、連結した入力を、ラッチ205、210、215、220、225、230、235、240を含むバンクへと供給する。第1の群の2つのラッチ205、210のうち一方のラッチは、入力として、ソーススイッチ(ハイ側)出力を示す信号「swmon」の立ち上がりエッジおよび制御システムハイ側(HS、ソースとも呼ぶ)スイッチ駆動信号の立ち上がりエッジを受信する。第1の群の2つのラッチ205、210の出力の差分を、減算部245で求める。2つのラッチ205、210の出力の差分は、別の減算部250によって、所定の量(Tmaxという名称が与えられているが、Tmax+Tho等のほかの所定の量も本教示内容の範囲に含まれる)から減算されて、第1の出力255を求める。] 図3D 図4
[0015] 第2の群の2つのラッチ215、220のうち一方のラッチは、入力として、ソーススイッチ(ハイ側)出力を示す信号「swmon」の立ち下がりエッジおよび制御システムハイ側(HS、ソースとも呼ぶ)スイッチ駆動信号の立ち下がりエッジを受信する。第2の群の2つのラッチ215、220の出力の差分を、減算部260で求める。2つのラッチ215、220の出力の差分は、別の減算部265によって、所定の量(Tmaxという名称が与えられているが、Tmax+Tho等のほかの所定の量も本教示内容の範囲に含まれる)から減算されて、第2の出力270を求める。]
[0016] 第3の群の2つのラッチ225、230のうち一方のラッチは、入力として、同期整流(ロー側)スイッチのボディダイオード導通を示す信号「ineg」の立ち上がりエッジおよび制御システムロー側(LS、同期整流とも呼ぶ)スイッチ駆動信号の立ち上がりエッジを受信する。第3の群の2つのラッチ225、230の出力の差分を、減算部275で求める。2つのラッチ225、230の出力の差分は、別の減算部280によって、所定の量(Tmaxという名称が与えられているが、Tmax+Tlo等のほかの所定の量も本教示内容の範囲に含まれる)から減算されて、第3の出力285を求める。]
[0017] 最後に、第4の群の2つのラッチ235、240のうち一方のラッチは、入力として、同期整流(ロー側)スイッチのボディダイオード導通を示す信号「ineg」の立ち下がりエッジおよび制御システムロー側(LS、同期整流とも呼ぶ)スイッチ駆動信号の立ち下がりエッジを受信する。第4の群の2つのラッチ235、240の出力の差分を、減算部290で求める。2つのラッチ235、240の出力の差分は、別の減算部295によって、所定の量(Tmaxという名称が与えられているが、Tmax+Tlo等のほかの所定の量も本教示内容の範囲に含まれる)から減算されて、第4の出力297を求める。]
[0018] 適応型デッドタイムコントローラ30が有する時間測定部の出力は、コントローラ55が有する一対の調整可能時間遅延部に供給される。コントローラ55のうち調整可能時間遅延部を含む一部分の一実施形態を、図5Aに示す。図5Aを参照しつつ説明すると、一対の調整可能時間遅延部305、310のうち一方の調整可能時間遅延部305は、第1群の時間測定値255、270および制御システム(PWMコントローラ)ハイ側スイッチ駆動信号(HS)を受信して、遅延された制御システムハイ側スイッチ駆動信号(HSD)を供給する。一対の調整可能時間遅延部305、310のうち他方の調整可能時間遅延部310は、第2群の時間測定値285、297および制御システム(PWMコントローラ)ロー側スイッチ駆動信号(LS)を受信して、遅延された制御システムロー側スイッチ駆動信号(LSD)を供給する。遅延された制御システムハイ側スイッチ駆動信号(HSD)および遅延された制御システムロー側スイッチ駆動信号(LSD)は、ハイ側(ソース)スイッチおよびロー側(同期整流)スイッチに対する実駆動信号である。] 図5A
[0019] 図6Aから図6Cに、調整可能時間遅延素子の実施形態例を複数示している。尚、本教示内容は、図示している実施形態例のみに限定されないことに留意されたい。] 図6A 図6C
[0020] 図2に示す本教示内容の実施形態の動作において、スイッチノード電圧が監視されている(インダクタ電流は監視されない)。「ineg」として示している量(図2ではコンパレータ20の出力)は、ボディダイオード導通が(同期整流スイッチで)予想される場合にのみサンプリングされるので、SWノードの電圧は負の電圧になるものと予想される。図7にLS−HSの正の遷移の間のSWの電圧が負の電圧でないことによって示されるように臨界導通未満の場合、LS−HS−LSパルスに対応付けられる「ineg」信号はない。ボディダイオード導通を確実に発生させ、且つ、効率に対する影響を最小限に留めるべく、名目PWMレートよりもはるかに低いレートで周期的に、特別なキャリブレーションパルス(320、図7)をLS信号に挿入する。] 図2 図7
[0021] 図5Bに示すような一実施形態によると、タイミング回路335がキャリブレーションパルス(320、図7)を生成する。タイミング回路335は、マスターPWMランプカウンタ、および、ランプ(制御システム信号ランプカウンタ)340のリセット値に関連する基準パルスを監視して、マスターPWMランプカウンタの出力を、LS信号の立ち上がりエッジからの所定のオフセット350および別の所定の時間355と比較する。(一部の従来のシステムでは、制御システムスイッチ駆動信号を供給する回路への入力は、PWM回路からのPWM信号である。しかし、PWM以外の技術も本教示内容の範囲に含まれることに留意されたい。)ブランキング(キャリブレーション)信号330は、タイミング回路335によって生成され、別の独立したカウンタ345が決定するレートで、LSD信号(図5Aを参照のこと)に周期的に追加される。このレートは、PWMレート(制御システム信号レート)と同期している。この周期的なレートは、名目PWMレートよりもはるかに低い。] 図5A 図5B 図7
[0022] HS、LS、swmon、およびinegの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジは、時間算出の上で略絶対的時間基準として機能するPWMランプカウンタ値を取得するラッチをトリガする。一例を挙げると、図4に示す実施形態では、各ラッチ回路が、両方のデッドタイムロジックサンプルがラッチされたことを示す有効フラグを持つ。タイムスタンプが欠落している場合、ロジックは値を無視して次のPWMサイクルまで前のサンプルを保持する。ineg信号は、LSのキャリブレーションパルスからinegまでの時間が正の時間となり、且つ、所定時間(一実施形態例では、本教示内容を限定すると、100nsである。実験的に決定される数字であって、回路の動作範囲で略最悪のケースである)よりも短くなるように、限定される。] 図4
[0023] タイムスタンプが取得されて認証されると、ロジック(図4に示す)は、以下の式を用いて、コマンドから各スイッチ遷移までの未処理の伝搬遅延を算出する。
Thplh=swRise−hsRise
Thphl=swFall−hsFall
Tlplh=inegRise−lsRise
Tlphl=inegFall−lsFall] 図4
[0024] サンプルが有効でない場合、間違って結果を出さないように、その値の前のバージョンを用いて計算する。]
[0025] これらの値を取得すれば、最終的なデューティサイクル値を計算することができる。(LS立ち下がりからHS立ち上がり)のオフセットおよび負の(HS立ち下がりからLS立ち上がり)のオフセットを算出して、PWMに命じて(算出した遅延を利用する)これらの値をLS生成回路に挿入させる。最終的な式は以下に示す通りである。DutyInは、スイッチノード電圧の立ち上がり部分の中央からスイッチノード電圧パルスの中央までの所望(所定)の時間値である。
HSdutyRise=DutyIn+Tmax−Thplh
HSdutyFall=DutyIn+Tmax−Thphl
LSdutyRise=DutyIn+Tmax−Tlplh+Tho
LSdutyFall=DutyIn+Tmax−Tlphl+Tlo]
[0026] 4つのデューティサイクル値は、4つのエッジをすべて正確に位置させるべくダブルエッジ変調器で用いられる。(本明細書で上述した実施形態では、適応型デッドタイムコントローラ30が、PWMに、遅延生成用の所望のタイミングを供給する。一実施形態では、LS−ineg遅延を測定するための信号を生成するべく用いられるタイマをPWMに組み込む。しかし、本教示内容はこれに限定されない。本教示内容はその他の実施形態もその範囲に含む。タイマが生成した信号は、適応型デッドタイムコントローラ30に供給される。)]
[0027] Tmaxは、所定の値である。一例を挙げると、Tmaxは、測定された値で、ユーザが補償したい最大伝搬遅延に略対応する。測定された遅延Thplh、Thphl、Tlphl、およびTlplhは、ほかにも多くの効果があるが中でも、スイッチ遅延のバラツキを正規化するべく、所定のTmax遅延から減算される。]
[0028] 一実施形態によると、PWM回路はダブルエッジという性質を持つので、サイクルの中心時間を時間軸で前方向にスライドさせるためには、2つのランプカウンタを180度位相シフトする必要がある(図8を参照のこと)。図8を参照しつつ説明すると、HSの立ち上がりエッジは、ランプTB1から算出され、立ち下がりエッジは、ランプTB2から算出される。このため、適応型デッドタイムオフセットを含む最終的なデューティサイクル値に、略完全に半周期分のオフセットを導入することができる。略完全に半周期分のオフセットは、立ち下がりエッジが次のPWMサイクルにラップされるので、1つのランプでは得ることができない。] 図8
[0029] 上述した動作は、PWMサイクルの中心を時間軸で前方向に移動させる効果を奏し、LSの立ち下がりエッジおよびHSの立ち上がりエッジを、この同じ値まで、事前に遅延させることができる。ThoおよびTloは、ユーザが選択可能な(所定の)追加のオフセットであり、デッドタイムに安全対策用マージンを付加して、セルフターンオン(shoot through)電流が発生しないようにするためのものである。本教示内容によれば、スイッチノードのオン時間を制御することができるので、所望のデューティサイクルを実現することが略可能である。所定の遅延時間Tmaxは、所望の結果を得るべく用いられる。]
[0030] 本教示内容をより分かりやすく説明するべく、ある実施形態例での測定結果を以下で説明する。しかし、本教示内容は、当該実施形態例にのみ限定されるものではない。]
[0031] 図9は、正および負のデッドタイム遅延が一定である従来の降圧レギュレータの信号を示す図である。同期整流器でのボディダイオード導通時間は、スイッチノード電圧が0V未満に落ち込むことによって示されている。] 図9
[0032] 図10は、正確なデッドタイムを測定するべく用いられるPWMコントローラからのスイッチコマンド信号(HS、LS)およびフィードバック信号を示す図である。「ineg」は、特定のLSオフ時間(キャリブレーション時間)内でのみ見られる。] 図10
[0033] 図11は、2つのコンパレータ(図2で示す参照番号15および20)の出力である「swmon」および「ineg」を示す図である。「swmon」は、Vsupply/2でトリガされ、「ineg」は−300mVでトリガされる。] 図11 図2
[0034] 尚、従来の降圧レギュレータを参照しつつ本教示内容を説明したが、本教示内容は上記の内容に限定されるものではなく、その他の電力レギュレータおよび電力増幅器にも本教示内容を応用できることに留意されたい。]
[0035] さまざまな実施形態を参照しつつ本教示内容を説明したが、本教示内容は、本願請求項の原理および範囲に多岐にわたるその他の実施形態を含むものと考えられたい。]
权利要求:

請求項1
電力レギュレータ/電力増幅器のスイッチのタイミングを制御する方法であって、スイッチノード電圧を監視する監視段階と、監視することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを取得する取得段階と、監視することによって取得される前記信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、制御回路システムスイッチ駆動信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、および、所定のデータを利用して、実駆動信号の遅延時間を取得する利用段階とを備える方法。
請求項2
前記利用段階は、監視することによって取得される前記信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、制御回路システムスイッチ駆動信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ、および、所定のデータを利用して、複数の時間差を取得する段階と、前記複数の時間差のうち第1の時間差群をプログラム可能時間遅延部に供給する段階と、前記プログラム可能時間遅延部を利用して、制御回路システムハイ側スイッチ駆動信号を遅延させる段階と、前記複数の時間差のうち第2の時間差群を別のプログラム可能時間遅延部に供給する段階と、前記別のプログラム可能時間遅延部を利用して、制御回路システムロー側スイッチ駆動信号を遅延させる段階とを有する請求項1に記載の方法。
請求項3
前記実駆動信号の遅延時間は、所定の遅延時間である請求項1に記載の方法。
請求項4
前記取得段階は、前記スイッチノード電圧と所定の正のしきい値とを比較することによって取得される信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを取得する段階と、前記スイッチノード電圧と所定の負のしきい値とを比較することによって取得される別の信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを取得する段階とを有する請求項1に記載の方法。
請求項5
キャリブレーション信号を供給する段階をさらに備え、前記別の信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジは、前記キャリブレーション信号が示すキャリブレーション期間中に取得される請求項4に記載の方法。
請求項6
前記キャリブレーション期間中に、ロー側スイッチにおいて、ボディダイオード導通が発生する請求項5に記載の方法。
請求項7
前記キャリブレーション信号は、前記制御回路システムロー側スイッチ駆動信号に挿入されるキャリブレーションパルスである請求項5に記載の方法。
請求項8
前記キャリブレーションパルスは、名目PWMレートよりも低いレートで周期的に、前記制御回路システムロー側スイッチ駆動信号に挿入される請求項7に記載の方法。
請求項9
電力レギュレータ/電力増幅器のスイッチのタイミングを制御するシステムであって、ソーススイッチ(ハイ側)出力を示す第1の立ち上がりエッジおよび第1の立ち下がりエッジ、および、同期整流(ロー側)スイッチボディダイオード導通を示す第2の立ち上がりエッジおよび第2の立ち下がりエッジを生成する少なくとも1つのパルス生成部と、前記第1の立ち上がりエッジ、前記第1の立ち下がりエッジ、前記第2の立ち上がりエッジ、および前記第2の立ち下がりエッジに対応する信号、ならびに、制御システムハイ側スイッチ駆動信号立ち上がりエッジ、制御システムハイ側スイッチ駆動信号立ち下がりエッジ、制御システムロー側スイッチ駆動信号立ち上がりエッジ、制御システムロー側スイッチ駆動信号立ち下がりエッジに対応する信号、ならびに、所定時間を示す信号を受信して、エッジ間の時間差を示す複数の時間測定値を提供する時間測定部と、一対の調整可能時間遅延部とを備え、前記一対の調整可能時間遅延部のうち一方の調整可能時間遅延部は、前記複数の時間測定値のうち第1の時間測定値群および制御システムハイ側スイッチ駆動信号を受信して、遅延させた制御システムハイ側スイッチ駆動信号を供給し、前記一対の調整可能時間遅延部のうち他方の調整可能時間遅延部は、前記複数の時間測定値のうち第2の時間測定値群および制御システムロー側スイッチ駆動信号を受信して、遅延させた制御システムロー側スイッチ駆動信号を供給するシステム。
請求項10
前記少なくとも1つのパルス生成部は、スイッチノード電圧信号と所定の電圧しきい値とを比較する少なくとも1つのコンパレータ回路と、第1の立ち上がりエッジおよび第1の立ち下がりエッジを含む前記少なくとも1つのコンパレータ回路の出力信号と、第2の立ち上がりエッジおよび第2の立ち下がりエッジを含む前記少なくとも1つのコンパレータ回路の別の出力信号とを有する請求項9に記載のシステム。
請求項11
前記少なくとも1つのコンパレータ回路は、2つのコンパレータ回路を含み、前記2つのコンパレータ回路のうち一方のコンパレータ回路は、前記スイッチノード電圧信号と1つの所定の電圧しきい値とを比較し、前記2つのコンパレータ回路のうち他方のコンパレータ回路は、前記スイッチノード電圧信号と別の所定の電圧しきい値とを比較する請求項10に記載のシステム。
請求項12
前記別の所定の電圧しきい値は、負の電圧である請求項11に記載のシステム。
請求項13
制御システム信号ランプカウンタの出力を受信して、前記制御システム信号ランプカウンタの出力を、制御システムハイ側スイッチ駆動信号の立ち上がりエッジからの所定のオフセットおよび所定の時間と比較して、ブランキングパルスを生成するタイミング回路と、制御システム信号レートと同期しており、前記ブランキングパルスがキャリブレーションパルスとして供給されるレートを示す信号を与えるカウンタとをさらに備え、前記レートは、名目制御システム信号レートよりも大幅に低く、前記カウンタの出力は、前記タイミング回路に与えられ、前記タイミング回路は、前記レートで供給される前記ブランキングパルスを含むキャリブレーション信号を供給する請求項9に記載のシステム。
請求項14
前記キャリブレーション信号は、前記遅延させた制御システムロー側スイッチ駆動信号に追加される請求項13に記載のシステム。
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同族专利:
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US7880454B2|2011-02-01|
CN101939899B|2013-11-06|
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US20110175582A1|2011-07-21|
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引用文献:
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